S.netグループ 受験情報通信 第3回になります。
第3回 2019年度 全国公立高校入試 出題傾向まとめ。
★ 大学入試共通テストプレテスト・新学習指導要領 高校入試への影響 ★
〇国語
「情報の整理」に関する問題が目立つようになっています。身近な題材(学級新聞・お店のチ ラシ・新聞記事など)と会話文で構成された大問が多く出題されています 。
古典は内容理解が会話形式で展開され、空所補充させる形式が増加傾向にあります。
〇数学
「製本の方法」「座席の座り方」「ラグビーのルール」など日常生活を意識させる問題が増加しています。難しいというよりは、「手間がかかる」という問題が目に付くようになっています。
思考力系の問題は「空所をうめる型」で順を追って考えさせる形式が主流になっていく可能性も出ています。
〇英語
資料や問題が全て英語表記になる問題が増える可能性ありです。
英作文は「絵の状況説明」「日本や 日本文化についての説明」「意見英作文」が三本柱!
「意見英作文」のテーマは「考えさせる」ものが増えています。
〇理科
新学習指導要領の影響で、「火山」「地震」といった災害関連の問題が目立つようになっています。また気象関連の問題も、近年増加傾向にあります。
問題文の長文化は進む一方です。複数の資料の比較・検討が必要な問題も増えています。
〇社会
移行措置内容である「領域」「殖産興業」に関する問題が一気に増加しました 。
「正しい組み合わせを考える」問題 において 選択肢 の多い設問が増加中です。流れや関連性を重視する傾向が強まっています。
以上になります。受験勉強の参考になれば幸いです。
次回は、第4回 『2019年度埼玉県公立入試 出題傾向分析』 になります。