S.netグループ 受験情報通信 第5回になります。
第5回 2019年度埼玉県公立入試 出題傾向から考える「勉強と内申」
「入試開示点の結果から見える内申の重要性」
☆ 第5回 掲載内容まとめ ☆
★難関校に進学希望の生徒
■ 通知表の数値は差がつきにくい ことが前提
①定期テストでの高得点と入試本番での高得点を取ることが何より重要
②通知表の5 科・ 9 科の数値は常に高い数値を維持
★中堅校までの高校に進学希望の生徒
■ 高校の偏差値が下がるにつれ、 内申点の価値が増してくる
内申点の向上を意識して、北辰テストやその他模試の点数も上げていく上記の内容から各学年で「これから、何をすべきか」が見えてくる。
★中学1年生の生徒の皆さんへ
■1学期の復習を絶対にやる
現在習っているもの・授業を扱っているものが入試の基になる。
■通知表の数値(内申点)は大事なものと意識する
1年生の 1 学期の成績から見られていることを忘れない。
■家・塾での勉強時間を増やす
同じ中学校の中でも、周りの人にバレないように、毎日コツコツ勉強していて、テストで
高得点 を取る生徒がたくさんいる。
そのような 生徒はいずれ自分を脅かす存在になることを忘れないよう、自分も ライバルに差をつけることができる 存在になれるようにする。
★中学2年生の生徒の皆さんへ
■中学1年~中学2年の夏までに学習した範囲の復習を“夏”にやる
特に 中2の後半は、学習量が急激に増えるので、それまでに必ず復習を完了する ように勉強する。
■苦手科目を徹底的につぶすためにも、苦手科目の勉強の“時間を増やす”“回数を増やす”
苦手科目の学習を“いきなり10 時間やる”のは無理。“毎日 30 分 ~1 時間”机について問題を解くことが重要。
■毎日の学習を継続しライバルに差をつける
中学2 年生は 学校で中心的に活動することがらが増え 、 部活動 も忙しくなります。 いっぽう勉強面においては、特に 数学・英語 について 学校での授業時間も多 く 、学習量が増え るため 、差がつきやすくなります。そのため、数学・英語は毎日 1 時間、必ず勉強する時間を作りましょう。
★中学3年生の生徒の皆さんへ
■中1・中2の復習を9月までに終わらせる。
目標を立て、中2 までにやってきたことを もう 1 回 振り返り、必要事項を暗記、問題を解きこむ。
■ 苦手分野を改善する努力をおしまない
北辰テスト・入試本番では極端に点数が低くなければ、合格する可能性は格段に上がる。そのため、苦手科目はどのテストでも平均点以上を取ることをまずは目標とし、目標を達成するごとにハードルを上げていく。
■中1・中2の復習をしたら、秋から本番までは過去問演習を中心に進めていく
まずは北辰テストの過去問演習、そして11 月 12 月ごろからは、私立・公立入試の過去問演習に移行していく。
以上になります。
中学生の皆さんには、夏休み終わりからの勉強の参考にしてもらえれば幸いです。
次回は最終回の第6回。
「2019年度埼玉県公立入試 平均点の考察」になります。