【9月からの北辰テストに向け】5日間連続 教科別北辰勉強法【英語】
最終回は英語です。
勉強法の詳細は下記のPDFデータをクリックしてご参照ください。
☆北辰勉強法 英語詳細☆
◎出題傾向と問題形式の攻略
2023年度埼玉県公立入試においても、県内22校で英語は「学校選択問題」が実施されます。それに伴い、 北辰テスト第3回(7月実施)以降の英語の「大問3の長文読解」の一部と「大問4の会話文の読解問題」に難易度の高い問題が出題されます。(配点は1問3点~4点で100点満点です)
また、12月と1月の北辰テストでは、昨年同様に「学力検査問題用」と「学校選択問題用」の2種類の試験の実施となります。
◎北辰テスト 大問ごとの出題形式と出題内容
大問1 リスニング問題(7問)
大問2 英文の完成(4問)
大問3 文章の読解(5問)
大問4 会話文等の読解(8問)
大問5 文章の読解(2問)・英作文(3文以上)
【1】大問1 「リスニング問題」の攻略
問題は全て英検3級程度の問題。問題1から問題7まであり、問題説明も英語で行われる点にまず注意!! 北辰テストのリスニングは、「北辰図書のホームページ」より最大4年分ダウンロードできます。
【2】大問2 「英文の完成」の攻略
この問題は、4問中で最初の2問が英単語を書き、残り2問が英単語を選ぶ形式です。
「季節、月、曜日、色」は必ず出題されます。
【3】大問3 「文章の読解」 ・ 大問4 「会話文等の読解」で出題される英文読解の攻略
☆必ず出題される問題
●本文中の空欄に[名詞,動詞,形容詞、前置詞、接続詞]をあてはめる問題
●指示語の内容を問う問題
●並べ替えと本文の内容を問う[選択問題]
●長文、会話文とも本文の内容を問う[記述問題]
[記述問題]は、「大問3の文章の読解で5問中2問」、「大問4の会話文等の読解では8問中4問」と
およそ半分を占める割合で出題されています。また会話文等の読解が四分割され、難易度も上が
りました。 第3回北辰テスト以降、必ず出題される文法は「助動詞, 比較,不定詞,動名詞,接続詞, 現在完了,受動態,不定詞構文,基本5文型」ですので要注意!!
大問3と大問4の文章の読解・会話文等の読解で全体の約50%を占めるため、必ず毎日教科書の音読を心がけてください。問題を解く上では設問の前後関係の文が解答を導き出すヒントになっていますが、段落ごとに内容をまとめることで、本文の内容が理解でき、ケアレスミスを防ぎ、満点答案を作れます。特に、長文読解では代名詞(He,She,It,They, them)が誰であるか、または何を指しているかを考えて読むようにしましょう。文を読む上でもっとも大切なことは、登場人物,場所,時,話題などのイマジネーションをきたえることです。普段から心がけて、長文・会話文を速く、正確に読み(速読読解)、内容を理解する訓練と音読をくり返し実践してください。
【4】大問5の「文章の読解とそれに対する英作文」の攻略
大問5の英作文では、文章の読解内容に対し、条件作文を3文以上の英文でメールの返事を書きます。 ☆メールで出題されやすい内容
●好きなもの・こと ●将来の夢
●ボランティア活動 ●環境問題
●AI(人工知能) ●学校の思い出
●休日の予定 ●行きたい(住みたい)場所(外国)
●友人紹介 などの質問に対して自分の考えを述べる問題。
☆英作文レベル
●学校選択問題=英検準2級のライティングレベル
●学力検査問題=英検3級のライティングレベル
英検のライティング問題を、テンプレート通りに文を完成させる練習をします。また、学校教科書の巻
末資料である「Basic Dialog」等のまとめを普段から使って、身の周りのことを書く練習をしていきましょう。
☆正しい取り組み方と高得点の秘訣
夏期講習会と勉強合宿では毎年、英単語800語・英熟語300語以上を覚え、中学校3年間で習った文法・ 構文の総チェックを行い、9月以降のテストで、高得点を狙います。
◎「しっかりやってほしいこと」 まとめ
①普段から単語は声に出して書いて覚えましょう。 長文・会話文は毎日1題ずつ音読を心がけよう。(毎日10分、継続が大事!!)
②英語のリスニング習慣も心がけましょう!!
毎日15分「北辰テスト過去問のリスニングを聴いて耳をならす」でレベルアップ!!
③見直しを必ず行い、ケアレスミスをしないことが大切です。 北辰の英語は全体的に記述問題が増え、難易度も上がっています!!
④大問3の文章の読解と大問4の会話文等の読解を読む前に必ず設問に目を通すことが絶対必要!!
⑤大問1から順ではなく「自分でわかる単元」から解くこと。
時間配分を体に覚えさせることが大事!!
以上となります。これからの北辰テストに向け、しっかり勉強法を確立し、
有意義な高校入試にしましょう!