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2019 8月
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【連載 入試情報5】S.netグループ 受験情報通信 第5回

19年08月31日

S.netグループ 受験情報通信 第5回になります。

第5回 2019年度埼玉県公立入試 出題傾向から考える「勉強と内申」
「入試開示点の結果から見える内申の重要性」

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☆ 第5回 掲載内容まとめ ☆

★難関校に進学希望の生徒
■ 通知表の数値は差がつきにくい ことが前提
①定期テストでの高得点と入試本番での高得点を取ることが何より重要
②通知表の5 科・ 9 科の数値は常に高い数値を維持

★中堅校までの高校に進学希望の生徒
■ 高校の偏差値が下がるにつれ、 内申点の価値が増してくる
内申点の向上を意識して、北辰テストやその他模試の点数も上げていく上記の内容から各学年で「これから、何をすべきか」が見えてくる。

★中学1年生の生徒の皆さんへ
■1学期の復習を絶対にやる
現在習っているもの・授業を扱っているものが入試の基になる。
■通知表の数値(内申点)は大事なものと意識する
1年生の 1 学期の成績から見られていることを忘れない。
■家・塾での勉強時間を増やす
同じ中学校の中でも、周りの人にバレないように、毎日コツコツ勉強していて、テストで
高得点 を取る生徒がたくさんいる。
そのような 生徒はいずれ自分を脅かす存在になることを忘れないよう、自分も ライバルに差をつけることができる 存在になれるようにする。

 

★中学2年生の生徒の皆さんへ
■中学1年~中学2年の夏までに学習した範囲の復習を“夏”にやる
特に 中2の後半は、学習量が急激に増えるので、それまでに必ず復習を完了する ように勉強する。
■苦手科目を徹底的につぶすためにも、苦手科目の勉強の“時間を増やす”“回数を増やす”
苦手科目の学習を“いきなり10 時間やる”のは無理。“毎日 30 分 ~1 時間”机について問題を解くことが重要。
■毎日の学習を継続しライバルに差をつける
中学2 年生は 学校で中心的に活動することがらが増え 、 部活動 も忙しくなります。 いっぽう勉強面においては、特に 数学・英語 について 学校での授業時間も多 く 、学習量が増え るため 、差がつきやすくなります。そのため、数学・英語は毎日 1 時間、必ず勉強する時間を作りましょう。

 

★中学3年生の生徒の皆さんへ
■中1・中2の復習を9月までに終わらせる。
目標を立て、中2 までにやってきたことを もう 1 回 振り返り、必要事項を暗記、問題を解きこむ。
■ 苦手分野を改善する努力をおしまない
北辰テスト・入試本番では極端に点数が低くなければ、合格する可能性は格段に上がる。そのため、苦手科目はどのテストでも平均点以上を取ることをまずは目標とし、目標を達成するごとにハードルを上げていく。
■中1・中2の復習をしたら、秋から本番までは過去問演習を中心に進めていく
まずは北辰テストの過去問演習、そして11 月 12 月ごろからは、私立・公立入試の過去問演習に移行していく。

以上になります。

中学生の皆さんには、夏休み終わりからの勉強の参考にしてもらえれば幸いです。

 

次回は最終回の第6回。

「2019年度埼玉県公立入試 平均点の考察」になります。

 

【特別講座】土曜実施 中3入試マスター講座/中1・中2基礎力マスター講座

19年08月30日

9月14日(土)より後期 

中3入試マスター講座/中1・2基礎力マスター講座を開講します。

ホームページ用 土曜マスター 2のサムネイル

★ 後期マスター講座 概要 ★

☆中3生の9月~12月は北辰テスト対策のため、頻出単元を確実に正解するための演習と解説を毎週実施します! 復習必須です!

☆中3生の1月・2月は「私立入試」「筑波大付属坂戸高の一般入試」「公立入試」のため、過去問題を中心に講座専用の問題を作成。得点力アップを確実に進めていきます!

☆中1生・中2生の講座は、通常授業とは異なり、1年半後・2年半後の高校入試のために、中1・中2生だからできる内容・もう一度復習したい内容を演習で取り組む授業を行います。そのため、講座後の復習は絶対に取り組むようお願いします。

①9月14 日(土)より授業開始!

(中3生は1月・2月の入試直前講座も含む)
②毎週土曜日、1日1科集中の授業。

(授業時間は120分  PM7:20~9:30)

※外部生の申し込みは、秀英スクール窓口にてお願いします。(9月4日から随時)

※講座の受講料に関しては、秀英スクール窓口までお問合せください。

※在校生は、秀英スクール講師より申し込み書を配付いたします。(9月13日まで)

【連載 入試情報4】S.netグループ 受験情報通信 第4回

19年08月29日

S.netグループ受験情報通信の投稿になります。

第4回 2019年度埼玉県公立入試 出題傾向分析

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〇2019年の埼玉県公立入試の出題分析

国語 

★今年の入試の特徴

大問2で「新聞の投書+会話文」を読み取る問題を 新設も 、設問は書き抜きと記号のみで易しい。説明文の記述量も増え、総字数も増加した 。 そのため、 時間の配慮も必要に

★難易度

表現の問題が易しかったこともあり、平均点が上がった。

★その他注目点

表現の問題増えたことで読解量が増加 。時間配分への注意がより重要に。 古典は内容把握に重点を置かれる 可能性があるため、記述対策にも力を入れておく必要あり。

数学(学力検査)

★今年の入試の特徴

出題内容がほぼ固定化されている大問 1 ・ 2 の配点は 73 点と年々増加。前半と後半の難易度差は大きい。特に大きな変化なし。

★難易度

大問1 ・ 2 は一部を除き、ほぼ教科書レベル 。

★その他注目点

図形がらみの問題が占める割合が高く、対策は必須 。昨年出題された「規則性」は今後も要注意。

数学(学校選択)

★今年の入試の特徴

共通問題の配点は56 点と 年々増加。 記述問題は 4 問あったが、定理を説明する記述の出題はなし。

★難易度

上記の理由もあり、 平均点が大幅に上がった 。

★その他注目点
超難問の出題はないが、全体的に手間が多く、手間のかかる問題が並ぶ。 正確性と処理力が問われる入試。記述対策は必須。

英語(学力検査)

★今年の入試の特徴

リスニングの設問が英語表記となり、空所補充も出題。 記述量は全体的に増加 。

★難易度

記述量増加の影響もあり、平均点は下がった。

★その他注目点

大問4 は 4 ブロック構成で固定化される可能性大。英作文は「英語を学ぶ最適な方法」で難易度が上がった。

英語(学校選択)

★今年の入試の特徴

問題構成は昨年と同様。英問英答は 1 問増加。英作文は「情報リテラシーを小学校で学ぶべきか」
出題形式に慣れたこともあってか平均点は上がり、 60 点を超えた。

★難易度

今年の大問3は「サンゴ礁の減少と移植の取り組み」で、 時事的な内容を含む科学系の英文 が定番。語順整序や英問英答も難度が高い。

★その他注目点
今年の英文の内容から、今後狙われるのは、 国連発表の 「 SDGs 」(持続可能な開発 目標)

理科

★今年の入試の特徴

昨年出題のなかった 「考え方を書く」記述問題 が 2 題出題。 4 分野すべてで知識の正確な理解を問
う記述問題が出題。

★難易度

上記の理由もあり、全体的に難化。平均点 は大きく下がった 。

★その他注目点

「論理の筋道が通っているか」が採点基準に。 用語の丸暗記より「なぜ?」が重視される 入試に舵がきられつつある。計算も 10 問と多いが、年による変動が大きい。

社会

★今年の入試の特徴

用語の総解答数は12 個と多く難度はやや高め。 記述問題の中でカギとなる用語 を書かせるものも出題。

★難易度

全体的に特に大きな変化はなし。

★その他注目点

「すべて選ぶ問題」は3 問。 「正しい組み合わせを選ぶ問題」も多く、 流れやしくみを正確に理解 していないと正解にならない問題が多い。

 

以上になります。

次回は、第5回 2019年度埼玉県公立入試 出題傾向から考える「勉強と内申」
「入試開示点の結果から見える内申の重要性」になります。